What's this "aruheitou"?

アルヘイライン

 床屋さんの看板でお馴染みのグルグル棒。アレの名前をご存じですか?実は「あるへいぼう」と言うんです。もっとも、時が移り今ではシャインポールと改められている様ですが、
もともとは別の名前だったのです。
床屋さんイラスト それではそのグルグル棒の歴史について少しお話しましょう。 昔々西洋では、お医者さんが理髪店をかねていました。その時彼等は人間の動脈と静脈を表す、赤と青の色を使って看板を創りました。それがあのグルグル棒のルーツです。 明治の始めちょんまげを捨てた日本男性を相手に、たくさんの床屋さんが出来た時は、その名も「西洋理髪店」、「西洋髪結所」、「西洋髪挟所」、「あるへい床」と様々な呼び名があったようです。そして従来の髪結い所と区別できるように西洋の看板の影響をうけた
赤、白、青のグルグル棒が登場したのです。一番最初に使ったのは、東京日本橋常盤橋あたりに開店した床屋さんで、その後徐々に広まり一般化したようです。 グルグル棒の形状と色合いが、昔からある飴菓子「有平棒(有平糖)」に大変よく似ていた事から、いつしか「あるへいぼう」と呼ばれるようになりました。その後、お菓子の「あるへいぼう」はめっきり姿を消してしまいましたが、床屋さんの「あるへいぼう」は、今でもグルグルと回り続けているのです。

その他の豆知識

●あるへい隈
『歌舞伎で用いる有平糖に似た、紅色の筋隈』

●あるへい巻き
『有平糖に煎餅を巻き付けた菓子』
『ねじれた有平糖のような形をした、女性の髪の結い方』

●童謡「お菓子の汽車」
『お菓子の汽車が急ぎます ながい煙突 有平糖 つながる箱はチョコレイト‥‥』