緑豊かな郡上八幡の地で
100年以上も大切に育てられたゆずの古木。
そこからとれた希少な実を
自家製のジャムにして飴の中に練り込みました。


このゆずの古木を育てておられるのは、
郡上八幡は那比にある「夢なびふぁーむ」様。
接ぎ木を一切せず種から育てられたゆずの木は、ここで生まれ育ったオーナー様のご実家にあります。

この木からとれたゆずの実を多くの人に知ってもらいたい。
この果実を使った飴を商品化したい。

そんな強い思いを秘めて、当店までご相談に来てから
ちょうど一年ほどの時間をかけて出来上がったのがこの「百年ゆず飴」です。
飴の知識は全くない状態で、なんとか作れないだろうかという思いだけでご相談に来られました。
思いを聞いていくうちに、おぼろげながらどんな飴にしたいかが見えてきました。

香料や酸味料を使用しない
まざりけのない、自然が生きた本物志向のゆず飴。

そんなコンセプトをもとにより理想に近い商品にするため
飴のことをできるだけわかりやすく一からご説明し、
飴にあった材料づくりから、取り組んでいきました。

毎年少ししか取れないゆずの実を、
ちょうど良い大きさに刻んで、
ちょうど良い固さまで煮込んでいく。
気の抜けない作業だったと思いますが、丁寧に心を込めて作業をしていただけたのだと思います。

大切に育てられ、心を込めて作られたゆずのジャム。
それだけで食べても、間違いなくおいしいと言えるものが出来上がりました。
ここまで出来れば、後は当店のノウハウを活かし飴に仕上げるだけでした。

清流長良川のように透き通った粒の中に、
100年のゆずの実が散りばめられた添加物不使用の飴。

材料の都合もありたくさん作れない貴重な「百年ゆず飴」を
少しだけ分けていただき当店でも販売させていただくことになりました。
自然の風味があふれ、作り手の心がこもった無添加の飴「百年ゆず飴」を
どうぞ一度ご賞味ください。